スマホ対応に、https:// 常時SSL化にとウェブ業界の流れは早すぎる
パソコンからホームページからと日頃よりお世話になっております、土岐市泉町定林寺の窯元「丹山窯H&Mクラフト」様のウェブサイトリニューアルのご依頼を頂きました。
約4年前に制作させて頂きましたサイト掲載の美濃焼は、どちらかと言いますとOEM向け商品であり、今後は、自社オリジナル商品「H&M ポッタリー」シリーズを中心にPRして行きたいとのこと。サイトリニューアルと併せて、美濃焼の写真はすべて撮り直しを行っています。
撮影はお客様宅にてセッティング。
商品をお預かりして撮影を行うこともありますが、こうして現地での出張撮影が割と多いです。
撮影するべく商品を忘れてしまっても安心ですし、なにより先方様の業務に支障が少なくて済みます。
グラデーションペーパーを敷き、LEDの薄型照明2基と補助照明のみのシンプルな撮影ですが、十分綺麗に撮れるのはカメラとレンズの性能あってこそ。モニターを使って、ピントの山や配置などをしっかりと確認して撮ります。
配列がどうのこうのは別として、どうやってプロダクトを魅せるか。こちらの写真はメインビジュアルに使用させていただきました。
裏印は非常に細かな為、マイクロレンズに切り替えて撮影をしています。
手タレを使わず、実際の作り手で商品を見せる。手の様子から、この美濃焼が作られるストーリーを連想して貰えたらと思います。
ソーサーのエッヂ部。
色の違いや表面の質感、艶などが伝わるよう重ねてみました。
だいぶ撮影機材もコンパクトになりました。
ちなみに4年前の撮影時はこんな感じ。当時はLED照明が普及しておらず電球照明が中心でしたので、非常に場所を取って窮屈でした。
笑顔が素敵な丹羽ご夫婦。
いつも変わらず笑顔のお二人。
撮影や打ち合わせにも、ご協力いただきスムーズに行えましたし、何よりも温かく接してくださいました。
丹山窯H&Mクラフトの焼き物の良さだけでなく、こうした人柄からもファンが全国、世界に多くいることに頷けます。
圧力鋳込み成形と呼ばれる「型」を使った製造方法。
泥しょう(型に使う泥)の加減は非常に難しく、そのノウハウをここに、学びに来られる方も少なくないとか。
こちらは、イッチン描きと呼ばれる技術。
泥しょう(粘土の泥)を描いたり、盛ったりして装飾する技法。
細い線も、丸い点も一発勝負。
ファインダー越しに見えていると、すごく簡単そうに行って見えますが、すごく難しい熟練の技です。
これが圧力鋳込みの型。
丹山窯H&Mクラフトさんの工房には、たくさんの型が積み上げられていました。
写真内右は、窯に積み重ねられた器の生地。
通常縦に重ねられる器を横に重ねて並べることも、他ではあまりない並べ方だとか。
常時SSLにも対応し、スタイリッシュなサイトが完成!
httpで始まる常時SSLにも対応し、ウェブサイトもスタイリッシュなデザインにリニューアル!
まだまだホームページをお持ちでない窯元さんも多いかと思われますが、ぜひご参考にアクセスください。
丹山窯H&Mクラフト
丹山窯H&Mクラフト様
住所:〒509-5102 岐阜県土岐市泉町定林寺 635-2
電話:0572-55-2400
Facebook:https://www.facebook.com/tanzan4187/
Instagram:https://www.instagram.com/tanzan.hm/